子育てへの提言 その12 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、前回の記事で、

 

子育てとは、子どもに社会に貢献することを教えること

 

だと書きました。

 

そして、それは、

 

幼い子どもにとっては、家庭に貢献することを教えることに他ならない、

 

とも書きました。

 

しかし、ここで、家庭に貢献することを教える、と書くと、どうしても、

 

どのような行動が家庭に貢献することになるのかを子どもに教え込んだり、

 

あるいは、事ある毎に子どもにお手伝いをさせるようにしたり、

 

ということを想像する人が多いと思われます。

 

貢献することを教えるとは、そういうことではありません。

 

それでは、子どもをしつけることと大差ないことになってしまいます。

 

そもそも子どもをしつける上での親の失敗は、次のようなパターンによって起こります。

 

まず、子どもが何かを最初にできるようになると、

 

たとえば、歩けるようになったり、

 

言葉を話せるようになったり、

 

一人で服が着れるようになったりすると、

 

親は手放しで大喜びし、

 

えらいねぇ。すごいねぇ

 

よくできたね

 

この子は、天才だ

 

などと言って褒め称えます。

 

子どもは注目を集めることができて、鼻高々となります。

 

ところが、それが当たり前になってくると、今度は、できていること、つまり適切な行動には目もくれず、

 

できてないことややっていないこと、つまり不適切な行動ばかりに注目し、

 

ちゃんとしなさい

 

それぐらい一人でできるでしょ

 

いい加減にしなさい

 

と、ダメだしのオンパレードが始まってしまいます。

 

その結果、子どもは、

 

自らの行動に対する勇気を失っていくと同時に不適切な行動をしたほうがより注目されることを学習していきます

 

こうして、子どもが言うことを聞かず、不適切な行動ばかりをするという負の連鎖を繰り返すことになるのです。

 

それゆえ、

 

子どもに家庭に貢献することを教えるとは

 

この負の連鎖を断ち切ることであり、

 

子どもの適切な行動に注目しその子どもの行動が、

 

家庭に貢献することだと親が態度によって示すことを意味しています

 

この続きは、次回に書きたいと思います。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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