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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、子育てで悩んでいらっしゃるお母さんに、
「お子さんに対して、あまり過度に愛情を示しすぎると、かえってお子さんが重荷に感じてしまいますよ」
などとアドバイスすると、
「私は、子どもを甘やかしたり過保護にしたりなんかしていません。むしろ、厳しく接しています」
と反論される方がいらっしゃいます。
確かに、厳しく接するのは、一見すると、子どもにとって良いように思えますが、それでも、接し方によっては愛情過多になり得るのです。
そもそも愛情過多とは、甘やかしたり過保護にしたりする場合のみを言うのではありません。
子どもに必要以上に構い過ぎることを言うのです。
つまり、子どもの反応に一喜一憂することが、愛情過多だと言えるのです。
従って、必要以上に子どもに厳しく接し、あれこれと口出しするのも、やはり愛情過多なのです。
子どもを信頼し、愛情を持って接すれば、子どもの反応に過敏に一喜一憂することはありません。
なぜなら、子どもは自分の問題を自分で解決する力を持っているからです。
親は、子どもが本当に困って助けを求めてきたときに初めて、優しく手を差し伸べてあげればいいのです。
しかし、子どもの力を信頼していない親は、子どもの反応に過敏に一喜一憂し、常に手を差し伸べようとします。
親は、あくまでも子どもの成長を後ろから見守ってあげるのが役目であって、先回りして誘導するのが役目でないのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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