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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、多くの人たちが、失敗することを非常に恐れます。
しかし、多くの人たちが恐れているのは、決して失敗そのものではありません。
彼らは、失敗することによって自らの価値が失われることを恐れているのです。
そのために、いろいろとできない理由を考えては、何ごともやる前から諦めてしまうのです。
やらなければ失敗することはありません。
そして、失敗しなければ自分の価値が失われることもありません。
しかし、何ごとにつけ、失敗そのものによって、人の価値が失われることはありません。
もし彼らを窮地に立たせるとすれば、それは、失敗そのものではなく、失敗に対する彼らの態度だと言えるでしょう。
即ち、自分たちの価値が失われることを極端に恐れるがゆえに、責任を取ることから逃れようとして、隠蔽したり、人のせいにしたり、言い訳をしたり、逆切れしたり、などなど。
そういう態度が、自分たちの立場を窮地に立たせてしまいます。
失敗とは、何かを学ぶ過程における自然な出来事であると受け入れることが必要です。
そして、失敗した人自身が、自らよく観察し、失敗から学んでその間違いを正し、失敗をつぐなう方法を探すことこそが肝心でしょう。
私たちが恐れるべきは、失敗することではありません。
自分の価値が失われるという恐怖心により自らの責任から逃れようとする、そのような失敗に対する自らの態度こそを恐れるべきなのです。
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