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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは、ときに、人から理不尽な要求をされることがあります。
そんなとき、
「ノー」
とはっきり断れればいいのですが、なかなかそうは行かないものです。
「ノー」とはっきり断れずに、嫌々引き受けてしまう。
そんなことが多いのではないでしょうか。
そして後から、そんな「ノー」とはっきり言えない自分を責めたてます。
「私は、どうしてこんなにも弱いのか」と。
私たちは、自責の念や罪悪感を覚えるのは、自分が変わるための第一歩だと思っています。
自分を責めて苦しむからこそ変われるのだ、と。
しかし、それは、大いなる誤解なのです。
人間は、自分を責めれば責めるほど、変われません。
なぜなら、人は、自分を責めることによって、自分が変わったように勘違いしてしまうからです。
そして、そのことにより、実際に行動に移すことを免れたかのように思うからです。
言うならば、自分を責めるということは、今の状態を続けることの言い訳をしているに過ぎないのです。
自分を責めることにより、自分で自分を騙しているのです。
「ノー」と言えない自分が嫌なのなら、自分を責めていても意味はないのです。
そんなときには、
「どうすれば、ノーと言える自分になれるのか」
そのことを考えることです。
そして、そういう自分になれるように努力をすることです。
自分を責めるということは、問題を解決することから逃げている自分に口実を与えているようなものなのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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