相手のことを思ってやっているのに | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、

 

相手のことを思ってやっているのに、自分の思いが伝わらない」、

 

そういうことを言われる方が、よくいらっしゃいます。

 

相手の人のことを思ってやっているのに、自分の思いがうまく伝わらない。

 

なぜそんなことが起こるのでしょうか。

 

それは、相手のことを思ってやっているからではないからです。

 

あくまでも、自分のことを思ってやっているからです。

 

「私は、あなたのことをこんなに思ってやっているんですよ」

 

と相手にアピールするためにやっているからです。

 

そして、相手の能力を自分より下だと思ってやっていることだからなのです。

 

もし、本当に、相手のことを思っているのなら、そんなに軽々しく行動することはできないでしょう。

 

なぜなら、よっぽどのことがない限り、ものごとは自分で解決したほうが、その人のためになるからです。

 

また、その結果が本当にその人のためになるかどうか、そんなことを勝手に決めつけることなど、相手の人のことを思えばできないからです。

 

相手のことを思うとは、相手の考えていることを理解するための行動を取ることであって、

 

決して、相手の考えを先回りして自分なりに解釈し、自分の結論を押し付けることではないのです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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