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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、脳科学者の茂木健一郎氏はよく、
「根拠のない自信を持て。そして、それを裏付ける努力をしろ。」
ということを言われます。
そもそも人間の持つ自信とは、すべて根拠のないものです。
なぜなら、ものごとをやる上で、最初は誰でも初心者です。
それゆえ、「できる」という自信は根拠のないものになります。
茂木氏の言う根拠のない自信とは、自分の能力に対する信頼のことでしょう。
「自分には能力がある。」
そういう自分の能力に対する信頼が、自分に対する自信を生み出し、人の行動を後押ししてくれます。
私たちは、この自分の能力に対する信頼を生まれたときには持っています。
それは、赤ちゃんが成長する姿を見れば一目瞭然でしょう。
しかし、成長するにつれて、いつしか失ってしまいます。
そうして、人は、生きる勇気さえも失ってしまうのです。
自惚れとは、努力という裏付けのない自信のことを言います。
それは言うなれば、自らの能力に自信のない裏返しなのです。
自信がないから努力をしない。
それでも自分には能力があるということを示したい。
そこで、他人を見下し自惚れることによって、自分には能力があるという欺瞞を演じるのです。
それゆえ、自惚れは、そのメッキがはがれると、一気に自信を失ってしまうのです。
人が人生を生きていく上では、根拠のない自信、つまり自分の能力に対する信頼を取り戻す必要があります。
そして、それを裏付ける努力を続ける必要があります。
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