順教と武山 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、かつて日本に大石順教という尼僧がいました。

 

彼女は、元は芸妓でしたが、ある事件に巻き込まれ両腕を切断されるという悲劇に遭いました。

 

その後、カナリアが嘴で雛に餌をやるのを見たことをきっかけに、口で字を書く技法を習得します。

 

やがて彼女は、高野山金剛峰寺にて得度し、仏道の毎日を送る傍ら、京都市山科の勧修寺に移住、身障者の相談所「自在会」を設立し、自分と同じ立場の身体障害者の自立を支援する福祉活動に励みます。

 

また、長年培われてきた口筆による書画が入選し晩年までその道を全うしました。

 

(以上、Wikipediaから抜粋。)

 

また、日本にかつて木村武山という画家がいました。

 

彼は、横山大観、下村観山、菱田春草らと共に、岡倉寛三のもとで日本画の近代化に努めた方です。

 

優れた作品を書いていましたが、脳内出血で倒れ、その後、病のために右手の自由が利かなくなりました。

 

絵が描けなくなったことに絶望し悲嘆に暮れる武山のもとを、ある日、順教が訪ねます。

 

腕の無い彼女は、口に筆をくわえて字を書くと、武山にこう言います。

 

あなたには、まだ左手が残っている」と。

 

彼女の姿と言葉に感銘を受けた武山は、その後、彼女に言われた通り、左手に絵筆を執り、血のにじむような努力を続けた結果、左手でも素晴らしい作品を書き上げるまでになりました。

 

人々は、左手で書かれた彼の作品を『左武山』と称し、大いに賞賛したということです。

 

アドラーは言います。

 

問題は何が与えられたかではなく、与えられたものをどう使うかだ』。

 

果たして私たちは、自分に与えられたものを懸命に使う努力をしているでしょうか。

 

順教武山のように。

 

与えられたものではなく、与えられなかったものばかりに注目し、

 

私に、○○さえあれば

 

と嘆いてばかりいないでしょうか。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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