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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、以前に、ネットで次のような相談が掲載された記事を目にしたことがあります。
相談者の方は、大学3年生の女性で、友人や大学のカラーにも恵まれ、充実した日々を送っているという自覚があったそうです。
その方が思っている「充実」とは、学びの機会の充実であり、講義を集中して受けること、友人と討論すること、芸術に触れてみること、などで、大学での学びは非常に刺激的だと感じていらっしゃったようです。
ところが、最近大変ショックを受ける経験をされました。
それは、自分が「充実」だと感じる時間を、無駄だとばかり言う人たちがいるからです。
彼女たちは恋愛やサークル活動に夢中な様子で、その日を境に相談者の方は、生活に自信が持てなくなってしまったということなのです。
この相談者の方と同じように、自分の生き方や価値観を友人などに否定され、不愉快な思いや辛い思い、あるいは自分の生き方に自信を持てなくなってしまったという経験をされた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から言えば、他人の生き方や価値観を否定する人たちは、自らの生き方や価値観に自信を持っていない人たちです。
それゆえ、他人の生き方や価値観を否定し自らが正しいと思うことによって優越感に浸ろうとするのです。
あるいは、他人も自分と同じ考え方にすることによって安心感を得ようとするのです。
そもそも、自分の生き方や価値観に自信を持っている人は、他人の生き方や価値観を否定する必要性を感じません。
彼らは、多様な生き方や価値観を認めることができます。
例えば、自分の意見を否定され目くじらを立てて反論する人たちがいますが、彼らも言ってみれば、自分の意見に自信を持っていないのです。
ですから、それを否定されると必死で反論する必要性に駆られるのです。
自分の意見に自信を持っていれば、相手の意見に耳を傾けそれを理解した上で、自分の意見を述べることができるのです。
もし、あなたの生き方や価値観を否定する人が現れたなら、その人は自分の生き方や価値観に自信を持っていないのだなと思って、その人の話に共感し耳を傾けてあげればいいと思います。
そうすればそれが、その人を勇気づけることにも繋がることでしょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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