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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは、誰もが自由を謳歌する世界に生きています。
私たちの生きている社会では、さまざまな自由の権利が保障されています。
しかし、多くの人たちが、自由に対して大きな勘違いをしています。
自由とは、自分の好きなことができる権利だと勘違いしているのです。
即ち、自由であるためには、自らの行為に責任が伴うことを忘れているのです。
そのために、自分の権利ばかりを主張し、自分の行為に対する責任は放棄しようとしています。
それは、幼いころから、自由に伴う責任感を学ぶことなく成長しているからに他なりません。
例えば、SNSにおける他者への誹謗、中傷を言論の自由とはき違えています。
そこには、自らの言論に対する責任感は皆無に等しいでしょう。
また、自由とは、『自分に由る』と書きます。
『自分に由る』とは、自分を頼りに生きるということです。
つまり、他者に依存することなく、自らの足で立って生きることを意味しています。
要するに、真に自由であるためには、経済的にも情緒的にも独立していて、自己決定力を用いる必要があります。
そのためには、幅広い学問的技能、芸術的技能、運動的技能、社会的技能を学ぶ必要があります。
なぜなら、選択の自由なくして真の自由は得られないからです。
例えば、職業選択の自由も、選択する職業が限られれば限られるほど、つまり自分の出来ることが少なければ少ないほど、その権利を行使することができなくなります。
従って、自らの自由に自らが制限を設けることになります。
そして、現在の社会では、多くの人たちが、自らを成長させるために学ぶということを放棄しています。
それは、言い換えれば、自らの選択の自由を放棄していることに他ならないのです。
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