ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、現代では、結婚願望のない若い人たちが増えているとよく言われます。
20代の男性を対象にした調査では、40%強の人たちが付き合ったことがない、という結果が出ています。
このような状況に対して、ある精神科医が次のような点を指摘されていました。
「多くの人たちの間で、自分がちゃんと生きていけるかという不安が増大している」
「以前は、結婚は人を成長させてくれるものという考え方があったが、現在では、相手に幸せにしてもらうのが結婚という概念になってしまった」
結婚が人を成長させてくれるものという考え方とは、以前、特に男性に対して言われていたことで、人は結婚して一人前などという言い方がよくされていたことを指しています。
そして、最後に、
「現在の社会状況では、若い人にとって結婚はマイナス面ばかりでメリットがない」
というものでした。
但し、これらの点は、あくまでも若い人たちが結婚しない言い訳であって、結婚しないことの本質ではありません。
結婚しない本質とは、単純に、若い人たちが、結婚し家庭を築く勇気を失っているからに他なりません。
それゆえ、結婚という人生の課題から逃げようとしているのです。
それは、別な点から言えば、現在の子どもの目を通して見える、親の結婚生活や親の築く家庭は、子どもたちが憧れるような幸せなものとは言えないものだということなのかもしれません。
非常に悲しいことではありますが。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ