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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、現在、NHK大河ドラマでは、『いだてん』が放送されています。
これは、日本人初のオリンピック選手となった「日本のマラソンの父」金栗四三と、東京オリンピック招致に尽力した田畑政治(日本水泳連盟元会長)の2人の主人公をリレーする形式で描いているものです。
しかし、残念ながら、視聴率はあまり芳しくなく苦戦を強いられているようです。
大河ドラマで視聴率的に苦戦を強いられたと言えば、かつて『花燃ゆ』というのがありました。
物語の主役は、吉田松陰の末妹で、後に久坂玄瑞の妻となる杉文。
主演を演じるのは、大河ドラマ初出演となる井上真央さん。
兄である松陰と、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤俊輔、桂小五郎、品川弥二郎など松下村塾の弟子たちの人間模様を織り交ぜながら、幕末から明治維新へ激動の時代を描いていくというものでした。
しかし、この『花燃ゆ』も放送開始当初から、あまり評判は芳しくありませんでした。
それというのも、主人公の知名度が低いから。
その生涯から、彼女はあくまでも時代における脇役であり、その脇役にスポットを当てても誰も興味を持ちにくい、というものでした。
しかし、彼女は、決して脇役ではありません。
彼女は、彼女自身の人生における立派な主役です。
他人の人生を評価して、「主役だ、脇役だ」などと勝手に騒ぎ立てているのは、周囲の人間に他なりません。
人は誰しも、自らの人生における主役です。
ただ、悲しいかな、多くの人たちが、自らの人生の主役を演じることから逃げようとしています。
そして、自らの人生においてさえも、脇役を演じることに甘んじているのです。
そうして、そういう人たちほど、残念にも、他人の言動や人生を「ああだ、こうだ」と評価したがる傾向にあるのです。
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