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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たち人間は、さまざまなことに価値を見出します。
お金に価値を感じる人もいれば、愛情に価値を置く人もいます。
あるいは権力や支配力に価値があると思う人もいますし、その他にも知識、容姿、運動能力、度胸、モテることなどなど、何に価値を感じるかは、人によりそれぞれ異なってきます。
しかし、面白いもので、「価値がある」と口にしたからと言って、その人が実際にそのことに価値があると思っているとは限りません。
例えば、
「この世は、金がすべてだ」
と豪語する人は、実際には、お金以外のことに価値を見出しているのであり、
「お金で愛情は買えない」
と言う人は、本当はお金に価値を見出しているのです。
あるいは、権力に価値を置いている人ほど、
「人の上に立つことには興味がない」
などと言います。
私たちは、自らが価値があると思っていることに対して、自らの現状に劣等を感じている場合、そのことを何らかの形で補償しようとします。
その補償の不適切な方法の一つが、上記のような価値の否定というごまかしです。
これが、自らの価値をごまかすための自己欺瞞であると言えるのは、たとえ言葉通りの状況を実現したとしても、その人が、自らの状況に満足することはないからです。
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