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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、赤ちゃんを使った実験に次のようなものがあります。
玩具のモビールが頭上に設置してあるベッドに、赤ちゃんをごろんと寝かせます。
そして、赤ちゃんの片手にひもをつけてそれをモビールにつなげモビールを動かせるようにし、生後2カ月、3カ月、4カ月の赤ちゃんでその反応がどのように違うかを見ていきます。
赤ちゃんはわりとすぐに、自分が動けばモビールが動く、ということに気づくらしく、それが、2カ月、3カ月、4カ月と見ていくと、その差異が明確になっていくのだそうです。
まず2カ月の赤ちゃんは、とにかく全身を動かしてモビールを動かそうとします。
これが3カ月になると、足よりも手だけを動かしてモビールを動かそうとする。
そして、4カ月になると、片手だけで動かせるようになるのだそうです。
赤ちゃんは、とにかく体を動かしてみることで何らかのフィードバックを得て、自分の体の使い方を組織化しているのではないか、と考えられています。
確かに、幼い子どもは、とりあえず何でも自分でやってみようとします。
しかし、そんなとき、親が子どもに干渉し過ぎて、その行動を制限しイチイチダメ出しをしたとしたら。
子どもは、自ら行動するという事をしなくなってしまいます。
もし、子どもが、新しいことをすることに尻込みするようになったとしたら、それはその子が臆病な性格なのではなく、行動しないために臆病になるということを学んだということを意味しているのです。
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