ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今年も、残すところ今日を含めて後四日となりました。
みなさんにとって、2018年は、どのような一年だったでしょうか?
思い通りに過ごせた一年だったでしょうか。
それとも、思い通りにいかなかった一年だったでしょうか。
私自身にしてみれば、非常に月並みではありますが、良いこともあれば悪いこともあった、そんな変化に富んだ一年でした。
恐らく、多くの人たちが、私と同じように、そのような変化に富んだ一年を過ごされたのではないでしょうか。
だとすれば、多くの人たちが、今年一年、幸せな日々を過ごされたのだと言えるのかもしれません。
こう言えば、不思議に思われるかもしれません。
なぜ、変化に富んだ一年が幸せなのか、と。
自分の思い通りに良いことばかりが続いてこそ幸せではないのか、と。
しかし、何もかもが思い通り、常に健康、すべてが完璧。
これでは人間としての成長もなければ、進歩もありません。
もはやこれ以上先がない、言うなれば、人間の人生としては止まってしまっているようなものです。
常に思い通りにものごとが進んでしまう日常を生きていたのでは、その有難さやその喜びを知ることさえもできません。
人は、辛い体験や苦しい経験を乗り越えてこそ、人間として成長し大きく進歩するのです。
そして、嫌なことや苦手なことを克服してこそ、その喜びも大きくなるのです。
人生とは、日々の変化を生き抜くことです。
そのためには、嫌なことや辛いことから逃げることなく真摯に向き合い、それを乗り越える努力をする必要があります。
嫌なことや辛いことから逃げていたのでは、悪いことばかりが続く悪循環から、いつまで経っても抜け出すことができません。
そのために、たまたま転がり込んできた幸運を幸せだと勘違いしてしまうのです。
そして、常に幸運が転がり込んでくるのを待ちわびることになるのです。
それゆえ、いつまで経っても幸せにはなれないのです。
真の幸せとは自らの手で掴みとるものです。
嫌なことや辛いことから逃げることなく真摯に向き合い、そのものごとにいかに対処し、それをどのように乗り越えていくか。
その努力を積み重ねてこそ、幸せを掴むことができます。
それゆえ、日常の変化を味わうことこそが、人にとっては幸せなことなのです。
日々の変化に気づき、その変化と向き合い、その変化に対処し乗り越えていく。
それこそが、幸せな日々だと言えるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ