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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、サスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコックの映画に『鳥』という作品があります。
これは、鳥たちが、ある日突然人間を襲い始めるという、言わば動物パニック映画の原点とも言えるものです。
劇中、授業をしている小学校の校庭に、カラスが一羽、また一羽と集まってくるシーンがあり、気づけばそこには膨大な数のカラスが集まっている、という演出はさすがと言わざるを得えません。
その後の子どもたちを襲う恐怖を不気味に物語っています。
この映画では、なぜ、鳥たちが突然人を襲うようになったのか、その理由が説明されることはありません。
また、その解決策が示されることもありません。
それだけに、一層観ている者に与える恐怖が大きいのかもしれません。
しかし、考えてみれば、私たちが人生で出会う困難とは、常に、このようなものかもしれません。
それは、突然何の前触れもなく訪れ、そして、これが正しいという絶対的な解決策があるわけでもありません。
それでも、私たちは、それに立ち向かい、それを克服していかなければなりません。
それからただ逃げているだけでは、最後にはその恐怖そのものに飲み込まれ身動きができなくなってしまいます。
それだけに、私たちは、人生における困難に大きな恐怖と不安を感じてしまうのでしょう。
そして、そこから脱出するためには、大きな勇気と覚悟が必要です。
また、ときには、一人で克服することが難しいこともあります。
そんなときには、他者との間にお互いを支え合う協力関係が必要です。
それは、何千、何万という鳥たちに取り囲まれた家から車で脱出する主人公たちのように。
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