ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日テレビで、嫉妬深い夫への不満を、ある芸能人の方が話していました。
話を聞いていると、その夫の妻に対する束縛ぶりは度を越しているところがあり、奥さんが不満に感じるのも止むを得ないと思わせるものでした。
ただ、嫉妬とは本来そういうものなのですが。
このような嫉妬深い人の話を聞くと、よく言われるのが、
「嫉妬深いのは強い愛情の裏返しだ」とか、
「嫉妬は、歪んだ愛情だ」
などというものです。
しかし、嫉妬とは、強い愛情の裏返しでも歪んだ愛情表現でもありません。
嫉妬は、もっと人の本質的なものを表現しています。
それは、『自信の無さ』です。
嫉妬は、自信の無さの現れであり、相手が自分から去って行ってしまうことに対する不安の象徴なのです。
つまり、嫉妬を感じる人は、
「自分には、パートナーを惹きつけておく魅力がない」
と無意識に思っているのです。
そして、嫉妬することによって相手を束縛し、なんとか相手を自分から離れないようにしようとしているのです。
その束縛の方法が、人の価値観によってさまざまな形で表現されているに過ぎないのです。
ときに、その表現の仕方が、中には極端な場合があるというわけです。
それゆえ、愛情が強いから嫉妬深いというわけではないのです。
ただ、嫉妬にはもう一つ別な目的があります。
それこそが、人の欺瞞を現すものですが、この続きは次回に書きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ