現実と理想 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、ゴードン・W・オルポートの『人格心理学』という著書の中に、次のようなエピソードが出てきます。

 

ある若い女工の一群が、自分たちの生活の動機について議論していた。

 

彼女たちは「幸福であること」が、唯一の動機であるという一様な結論に達した。

 

そこに心理学者がおり、二枚の写真を見ることを求めた。

 

一枚は微笑をたたえた勤労者階級の少女を明らかに示しており、もう一枚は陰うつそうな金持ちの少女を明らかに示していた。

 

すべての少女たちは、前者が幸福であり、後者が不幸であるということに意見が一致した。

 

そこで彼女たちは、「この二つのうち、どちらになりたいと思いますか」と尋ねられた。

 

全員は、不幸そうだが金持ちの少女のほうを選んだ。

 

いく人かは、自分たちの選び方に対して笑った。

 

そのうちの一人が言った。

 

「私は幸福になりたいと思うのだから、そうするのはおかしいと思う。

 

しかし私はそう感じるのです」

 

(いささかひっかけるようであるが)この暴露的な実験は、これらの少女にとって社会的地位の方が幸福よりも、強いより具体的な動機であることを示している。

 

私たちは誰しも、この少女たちと同じように、幸福になりたいと思っています。

 

にも関わらず、多くの人たちが、この少女たちと同じように、幸福にはなれない行動を自ら選択しています。

 

そして、こう言うのです。

 

理想と現実は違うのだ」と。

 

しかし、現実の世界の中で、幸せな人生を送っている人たちが数多くいるのも事実です。

 

そして、その人たちに対しては、こう言うのです。

 

あの人たちは、運がいいのだ」と。

 

多くの人たちが幸せになれないのは、理想と現実が違うわけでも、運が悪いわけでもありません。

 

ただ、それは、自らが人生に求める目標が間違っているからなのです。

 

そして、間違った目標に基づいて行動しているがゆえに、間違った選択をしてしまうのです。

 

人が生きるとは、自らの現実を理想に近づけるための歩みに他ならないのです

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。


↓ご協力のほど、よろしくお願いします。 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ 
にほんブログ村 

 
人気ブログランキング

 

自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、

 

そう思う方は、


『気づきの思考法テキスト』を読んでください


→詳しくはコチラ 

 

ペタしてね