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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、老子の言葉に次のようなものがあります。
人を知る者は智なり、自らを知る者は明なり。
人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。
足るを知る者は富み、強（つと）めて行う者は志有り。
簡単に訳せば、次のようになります。
他人のことをよく知っている人は、知恵のある人だと言えますが、それよりも、自分のことをよく理解している人こそ、本当に賢明な人だと言えます。
人と争い、それに勝つことが出来る人は、確かに力があるでしょう。
しかし、自分に打ち克つことが出来る人こそ、真に強い人だと言えるのです。
満足することを知る人は本当に豊かな人で、自分を励まし努力する人は、その志を得ることが出来ます。
まさに、人生の教訓と言えるのではないでしょうか。
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