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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、心理学者のゴードン・W・オルポートは、その著書『人格の形成』の中で、次のように述べています。
活動は目的的なものです。
人格がどのようなものであるかを理解するためには、それが、未来においてどのようなものであり得るかということを、常に参照する必要があります。
何故なら、人格のあらゆる状態は、将来の可能性の方向を指しているからであります。
私たちは、常に未来に向かって生きています。
それゆえ、現在の自分の状況は、自らの将来の可能性の方向を映し出してもいます。
つまり、今の自分の生き方を続けていけば、将来は、うまく行くのか、行かないのか?
幸せになれるのか、なれないのか?
そのことを映し出しているということです。
要するに、今の自分を知るということは、取りも直さず未来の自分の状態を予測できるということです。
そのために学ぶのが心理学なのです。
私たちは、心理学とは、今の自分の状況を理解するためのものだと思いがちですが、そうではなく、本来心理学とは、今の自分の状況から自らの将来を理解するためのものなのです。
そして、それが不適切な方向に進んでいると理解できたときには、それを適切な方向へと進むために自分を変える努力をする必要があるのです。
そうして、その方法を教えてくれるのも心理学なのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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