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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、最近の研究によれば、私たちが他者とのコミュニケーションにおいて、相手の人が友好的かどうかを判断するのに、脳の3つのネットワークが関係していることがわかりました。
1つ目は、言語情報を処理するネットワーク。
2つ目は、表情や態度、身振りなど非言語的な情報を処理するネットワーク。
そして、3つ目は、上記2つのネットワークを統合し、言語情報と非言語情報のどちらをより重点的に理解すればいいかを判断するネットワーク。
私たちは、これら3つのネットワークを駆使して、相手の人の言語情報と非言語情報が食い違う場合、それが皮肉なのか嫌味なのか、あるいは冗談なのかという複雑な判断を瞬時にしているということです。
このような脳の機能が進化したということは、私たち人間は、言語を話すという機能を獲得してからというもの、相手の人の言語と態度の食い違いに大いに苦労してきた、ということを意味しています。
では、なぜ、私たちは、他人に対して、ときに皮肉や嫌味を言ってしまうのでしょうか?
なぜ、皮肉や嫌味を言わなければ我慢できないのでしょうか?
そこには、劣等を感じると我慢できない、という人間の本質があるからです。
そして、その劣等を適切な方法では補うことができないと思っているからなのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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