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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たち人間の抱える問題とは、常に、その人の価値に関わる問題です。
人は、自らの価値が危険に晒されたとき、常に、悩んだり苦しんだりします。
もし、私たちが、他人の評価というものを気にしなくてもいいのなら、人からどう思われているかということを気にしなくてもいいのなら、果たしてこんなに悩む必要などあるでしょうか?
たとえ受験や就職試験に失敗したとしても、自分の価値に変わりはないと思えるなら、これほどまでに受験や就職試験に恐怖や不安を感じるでしょうか?
たとえ好きな人に振られたとしても、自分の価値に変わりはないと思えるなら、告白することを躊躇ったり恋愛で悩んだりする必要があるでしょうか?
もちろん、どのような状況になったとしても、その人の価値が無くなったり下がったりすることはありません。
人は誰しも、一生変わらない素晴らしい価値を持っています。
しかし、私たちは、そう思えないのです。
常に、自分の価値が危険に晒されているように感じているのです。
それゆえ、自分の価値を高める努力をするよりも、自分の価値を守ることに必死なのです。
それが、逃避や躊躇い、さまざまな言い訳へと繋がっているのです。
そして、そのために、有りもしない重荷をさも背負っているかような行動を取っているのです。
自ら自分の価値を破壊しているように見える行動さえも、言うならば、自らの価値を守るための方便に過ぎないのです。
その証拠に、たとえ犯罪を犯したものですら、
「社会が悪い」
「あいつが悪い」
などと他者に責任を転嫁し、一生懸命自らの行動の言い訳をしようとするのです。
この本質に気づくことが出来れば、自分の行動の無意味さを笑えることが出来るのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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