ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日のこと。
最近、数名の部下を指揮して、あるセクションのリーダーを任されることになった20代後半の青年と話をする機会がありました。
彼は、どのように部下をまとめたらよいか迷っているらしく、
「もっと厳しく接するべきだろうか?」
と、部下との接し方について悩んでいました。
この青年に限らず、私たちは、人を指導したり指揮したりする立場にあるとき、往々にして、厳しさや威圧感によって相手を制御しようとします。
つまり、力によって支配しようとするわけです。
しかし、力による支配は、最初はうまく行っているように見えても、所詮は面従腹背。
決して長続きするものではなく、何れは必ず破綻するものです。
なぜなら、人は、劣等な立場に耐え続けることができないからです。
それゆえ、力によって支配されている者たちは、いつかは何らかの方法によって反旗を翻してきます。
人を惹きつける上で必要なことは、決して力ではありません。
人を惹きつける上で必要なものは、力ではなく、尊敬です。
つまり、相手に尊敬してもらう努力をすることです。
そのためには、まずはこちらが相手の人を尊敬する必要があります。
叱られたり、怒鳴られたりするのが嫌だから、不承不承ながら仕事をする。
それでは、決してものごとはうまく運びません。
相手の人に尊敬してもらえる努力をしてこそ、人は、
「この人のためなら」
と喜んで協力してくれるものです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、
そう思う方は、
『気づきの思考法テキスト』を読んでください。
→詳しくはコチラ