安全基地という親の役目 その3 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、昨日の記事では、面倒見の悪い母親マウスの養育行動が子どもに与える影響に関する合理的な理由について書きました。

 

今日は、面倒見の良い母親マウスの養育行動が子どもに与える影響に関する合理的な理由について書きたいと思います。

 

母親マウスが子どもの面倒を十分見られるということは、当然のことながら、母親が自分自身のことにそれほど気を遣わなくてもいい状況、つまり自分の身に対する危険が少ない状況だと言えます。

 

すなわち、それは、周囲が安全である状態を指していることになります。

 

それゆえ、母親マウスは、子どもの面倒を十分見ることによって、子どもにこの世界が安全であることを教えているのです。

 

その結果、子どもは、周囲に対する好奇心を発達させ、行動的で活発なマウスへと成長していくのです。

 

このことをイギリスの心理学者であるジョン・ボウルビィは、彼が唱えた『アタッチメント(愛着)理論』の中で、『心の安全基地』と表現しています。

 

すなわち、親が、赤ちゃんの発する要求に対して十分に応えることが出来れば、赤ちゃんは、この世界が安全な世界であることを認識します。

 

そして、自分が受け入れられているという安心感を得ると同時に、認められているという自信をも芽生えさせることになります。

 

その結果、子どもは親を心の安全基地として信頼するようになりその基地から外の世界へと関心を広げていくことになります。


そうして、子どもは、外の世界に対する好奇心を発達させ、基地を飛び出し、行動範囲を広げていくことになるのです。

 

もし仮に危険な目にあったとしても、いつでも安全基地に戻ることができます。

 

その安心感が、さらに子どもの行動範囲を広げることになるのです。

 

こうして、子どもは、行動的で好奇心に満ち、活発で社交的な大人へと成長していくわけです。

 

しかし、これは、何も親と子の関係に限ったことではありません。

 

この続きは、次回に書きたいと思います。

 

尚、今日と明日は、ペタといいねをお休みさせていただきます。申し訳ありません。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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