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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、アドラーは、
『万事は違うようになりうる』
と述べました。
つまり、ある原因となる状況が存在したとして、必ずしも同じ結果を招く必要はない、ということです。
原因と結果の間には、常に、私たちの行動が介在しています。
そして、ものごとの結果は、その原因が生み出しているのではなく、私たち自身の行動が導き出しているのです。
それゆえ、私たちは、自らの行動を通して、結果を変えることができるのです。
すなわち、緊張している人は気楽になることも可能なのであり、落ち込んでいる人は元気になることも可能なのです。
たとえば、ある失敗をしてしまったとしても、
「私は、ダメな人間だ」
と言って自分を責めて後悔し落ち込むこともできれば、
「また、次があるさ」
と前に向かって進むこともできます。
あるいは、
「そんなに簡単に変わることができれば、何の苦労もしない」
と言って現状に甘んじていることもできれば、
「よし、今から始めよう」
と言って変わる決意をすることもできます。
すべては、その人の決断次第なのです。
私たちの人生は、予定され決められているものではありません。
私たち自身の思考、感情、行動によって決断し修正することが可能なのです。
もし自分の思考、感情、行動のパターンが人生を幸福に導くには不適切なものであるならば、それを変えていくことも可能なのです。
それを決断するのは、その人自身なのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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