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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日は、朝から天気も良く、サクラも満開の便りが各地からちらほら届き始めています。
毎年、この季節になると、年初めに立てていた目標が長続きせずにいつの間にか終わってしまっているころではないでしょうか。
「こんなはずでは」
と思いつつ、再び年末になると、
「来年こそは」
と思い、
「この決心が長続きしない。やっぱり私はダメだなあ」
などと自分を責めたりします。
そして、このような意志の弱さが、ものごとがうまく行かない理由だと思い込んでいます。
しかし、これは大いなる自己欺瞞であり、失敗することによって見事に成功しているのです。
要するに、成功しているとは、その目的を達成しているということです。
何の目的を達成しているかと言えば、それは、自分の能力を使わないという目的です。
このような行動を続けていれば、自分がうまく行かないのは、決して能力がないからではなく、自分の意思が弱いからなのだという言い訳をすることができるのです。
つまり、ものごとがうまく行かないことの責任を自らの意志の弱さに転嫁しているわけです。
そして、
「私は、意志さえ強ければどんなことでもうまく行くことができるのに」
という可能性の中で生きることができるのです。
これが、人の決心が長続きしない理由なのです。
その証拠に、どんなに意志が弱いと言っている人でも、必ず長続きしていることがあります。
たとえば、煙草。
私も以前煙草を吸っていましたが、夜中に不注意にも切らしてしまったりすると、買いに行くのがとても面倒なものです。
特に冬の寒い夜などは。
それでも、煙草を吸う方は非常に意志が強いものです。
どんなに寒い夜でも、ちゃんと煙草を買いに行く強い意志を持っていらっしゃいます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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