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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは、常に、他人に少しでも自分をよく見せたいという願望に駆られています。
それが見栄を張ったり、あるいは、人前で無理をしてしまう結果を招いたりします。
一方で、怠惰であることや罪を犯したり、社会に反抗的な態度を取ったりすることも、やはり自分をよく見せたいという願望の表れです。
この場合、怠惰とは、強い野心の裏返しです。
強い野心を持っているがゆえに、その野心を叶えることができないと思い込み、怠惰な態度を取ることによって、周囲の人から「もったいない」という言葉を引き出そうとしているのです。
また、罪や社会に反抗することが、自らの強さの誇示だと間違って思い込んでいたりします。
私たちが自分をよく見せたいと思うのは、人間には、現状の自分よりも少しでも優れていたいという願望があるからです。
このことが、人が常に、現実の自分と理想の自分のギャップに苦しめられる理由でもあります。
そして、それが、今よりもよくなりたいという努力に結びつけば問題ないのですが、ほとんどの人たちが、努力をすることよりも、ただ見せかけの自分をよくしようという欺瞞に走ってしまうために、さまざまな問題が起こってしまうのです。
それだけ、今の自分を正直に表現することには勇気が必要なのです。
そこには、自分はこれから必ずもっと優れた存在になれるという自己に対する強い確信を持っていなくてはなりません。
その確信がない限り、人々は見せかけを飾るという欺瞞に走ってしまうのです。
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