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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、現代はストレス社会と言われ、多くの人たちが癒されることを求めています。
最近では、癒しをテーマにしたグッズや関連施設などさまざまなものがありますが、通常、私たちは、音楽を聴いたり映画を観たり、あるいは、自然に触れたりスポーツで汗を流したりなど、主に自分の趣味を通してストレスを解消し、癒しを得ているという方が多いのではないでしょうか。
この癒しに関して、『癒しとは全体性を取り戻すことだ』と説明されている方もいらっしゃいます。
つまり、私たちは、日ごろ、同じパターンの生活を繰り返しているために、言わば行動が偏った状態で固まってしまっています。
そこで、日常を離れ非日常に身を置くことによって、固まった状態がほぐれ、全体性を取り戻すことができるのです。
そして、それを癒しだと感じているのだ、というわけです。
体のコリがマッサージやヨーガなどによってほぐれ、それが快い癒しにつながるとの同じように、ストレスという日常生活のコリも、行動の全体性を取り戻すことによってほぐれ、癒しに結びつくのです。
都会での生活に疲れたときに自然に触れると癒されるのは、都会生活の中で偏って固まってしまった感性が、都会を離れ自然に触れることによってほぐれ、全体性を取り戻すからなのでしょう。
そのように考えてみると、私たちは、何も癒しのための特別なことをしなくても日常生活の中で十分癒しを得ることができるのかもしれません。
たとえば、思考。
私たちは、普段、同じような思考のパターンでものごとを考え判断しています。
それは、言うなれば、思考が偏った状態で凝り固まってしまっていることを意味しています。
そのために、自分の考えの及ばないような未知のことに対しては、不安や恐怖を覚えストレスを感じてしまいます。
そんなときには、自分のものの見方や考え方、認識のパターンを変えることができれば、脳の機能は全体性を取り戻し、ストレスから解放され、それが癒しと同じ効果を生み出してくれると考えられます。
それゆえ、自分の現状に気づくということは、現在抱えているストレスを解消し自分を癒すための近道であるとも言えるのです。
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