成功への道標 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、以前、私たちが人生に追い求める成功というものに関して、近代オリンピックの父であるクーベルタン男爵の次の言葉、

 

人生で大切なことは、成功することではなく、努力することである

 

を引用し、成功そのものを追い求めても意味がなく、成功とは、人生の目標を達成するために努力を続けた先に存在するものだ、ということを書きました。

 

この人生における成功というものに関して、端的、かつ明瞭にその本質を現した言葉を、心理学者のヴィクトール・エミール・フランクルも残しています。

 

それは、次のようなものです。

 

成功を目指してはならない――成功はそれを目指し目標にすればするほど、遠ざかる

 

幸福と同じく、成功は追求できるものではない

 

それは自分個人より重要な何ものかへの個人の献身の果てに生じた予期しない副産物のように……結果として生じるものだからである。」

 

社会的な生き物である人間にとって、その人生における成功は、社会への献身の果てに生じるものであり、社会への貢献なくしては手に入れることはできません。

 

どんなにお金を儲けることができたとしても、それが常に個人的な利益のためであり、個人の欲求を満たすためだけのものであるならば、そこにあるのは個人の優越感という脆く儚い幻想であり、人生における真の喜びや達成感を感じることはないでしょう。

 

確かに、それは、お金を儲けることには成功したと言えます。

 

しかし、残念ながら、人生において成功したとは言えないのです。

 

また、映画『男はつらいよ』の寅さん役でお馴染みの俳優渥美清さんは、生前、次のようなことを言われていました。

 

『やりたいこと=仕事』なのではなく、『他人にやってほしいこと=仕事』なのである。」

 

たとえ自分のやりたいことであっても、それが社会に受け入れらず、社会に対して何の貢献もしないものであるならば、もはや仕事として成立することはあり得ません。

 

社会への貢献の基礎をなすのは、もちろん他者への関心です。

 

自分のことばかりを考え他者への関心を失った者には、人生における成功も、また幸福を感じることもできないのです。

 

J・S・ミルは、

 

幸福か否かを自らに問うことによって、人は幸福ではなくなる。」

 

と述べました。

 

自分自身の注意を、自分の内側から外に向かって広げる努力をすること

 

それが、私たちを成功に導いてくれる道標なのです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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