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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちの人生を決定づけているものは、私たちが何を体験してきたか、ということではなく、私たちが自らの体験から何を学び、何を訓練してきたか、ということです。
同じ家庭環境に育ったり、あるいは、同じような体験をしたりしていながら、人によって人生に対する捉え方が異なっているのは、体験から学んできたことや訓練してきたことが違うからです。
普段の生活における私たちの言動は、私たちの人生に対する態度を示しているのです。
つまり、私たちが体験から何を学び何を訓練し、そして、人生に対してどのような意味を与えたか、その態度の現れなのです。
私たちは、
「今何をしているのか」、
「今何を感じているのか」、あるいは、
「あのときは何をして何を感じていたのか」
ということを理解することはできます。
しかし、
「なぜそうするのか？」、
「なぜそう感じるのか？」、
「なぜそのような態度を取る必要があるのか？」、
そのことに気づいている人は少ないと思います。
そのことに気づくということは、自分の人生に対する態度に気づくということです。
人が本当に変わるためには、この自分の人生に対する態度に気づく必要があります。
それは、立ち向かっているのか、逃げているのか、それとも立ち止まっているのか。
自分が人生に対してどのような態度を取っているのか、その態度の意味に気づいてこそ、人は変わることができます。
そのためには、人が体験からどのように学び、どのように訓練をするのか、その本質を知る必要があるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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