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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、人間は、さまざまな理想を持っています。
みなさんも、
「ああなりたい、こうなりたい」
「ああしたい、こうしたい」
「こうあって欲しい」
などと思うようなことが、きっといろいろあることでしょう。
しかし、理想が高じると、
「ああすべき、こうすべき」
「こうあるべき」
などと自分自身をがんじがらめに縛りつけてしまいます。
その結果、現実の自分を否定し、自らを苦しめることになってしまうのです。
そうして、見たくない現実から逃れるために、私たちは、さまざまな自己欺瞞を演じることになるわけです。
残念ながら、私たちは、現実の世界を生きることしかできません。
理想は、あくまでも、自分たちの頭の中で創り出した虚構に過ぎないのです。
人間は、現実を理想に近づけるために努力することはできますが、理想の中で生きることはできません。
それにも関わらす、私たちは、現実を自らの理想の枠の中に無理に押し込めようとして、プロクルステスのベッドさながら、引き延ばしたり縮めたり、自分勝手に歪めた形で捉えてしまっています。
そうして、いつしか、現実を現実のまま受け止めることができなくなり、自らが創り出した妄想の中で、悩み苦しんでいるのです。
幸せに生きるためには、理想の中で彷徨う自分を現実に引き戻し、現実にしっかりと足をつけて生きていく必要があります。
そのためには、現実を評価することなくそのまま体験し、どうすれば最善かを常に考えながら生きることが重要になってくるのです。
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