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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、もし、みなさんが、今日という日をもう一度最初からやり直せるとしたら、一日の終わりにどのようなことを思われるでしょうか?
「今日とまったく同じ一日をもう一度過ごしたい」
と思うでしょうか、それとも、
「最初からやり直したい。今日とは違う一日にしたい」
と思うでしょうか?
もし「やり直したい。違う一日にしたい」と思われるのなら、それは、なぜでしょうか?
自分が思っているような行動ができなくて、うまく行かなかったからでしょうか?
それとも、今日という日をまったく無為に過ごしてしまったからでしょうか?
もしやり直したいと思うのなら、なぜ、明日という日を、今日とは違う一日にしようとはしないのでしょうか?
現在の科学の知見によれば、人間の人生はただ一度きりであり、もう一度生きることはできません。
それにも関わらず、多くの人たちが、まるで人生をもう一度生きることができるかのような生き方をされています。
そして、
「もし生まれ変われるとしたら、最初からやり直したい」
「もし生まれ変われるとしたら、ああしたい。こうしたい」
とつぶやいています。
では、なぜ、それを、今の人生でやってみようとはしないのでしょうか?
もし今の自分の状況を生まれ育った環境や周囲のせいにしているとしたら、その人は、たとえ生まれ変わったとしても同じような人生を繰り返すことになるでしょう。
なぜなら、たとえ生まれ変わったとしても、生まれ育った環境や周囲の状況が変わるという保証は何もないからです。
よしんば違う環境で育ったとしても、それでも自分がうまく行かなければ、その責任を生まれ育った環境や周囲のせいにすることでしょう。
もし人が生まれ変われるとしても、
「今の自分の人生をもう一度生きたい」
そう思えるような人生を歩むために努力をしている人だけが、生まれ変わったときにも充実した人生を歩むことができるのです。
「今の自分の人生をもう一度生きたい」
そう思える人生に変えるのは、今からでも遅くないはずです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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