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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、昨日までの季節外れの暑さとは一転して、今日は、朝から冷たい雨が降っています。
これからどんどん寒くなっていくと、風邪やインフルエンザが流行る季節となっていきます。
風邪やインフルエンザなど、ウイルス性の病気は、感染しないように注意することが必要であるのと同時に、いざ自分が罹ってしまったときには、周囲にうつさないよう他人に配慮する必要もあり、とても厄介な病気です。
他人への配慮と言えば、私たちは、往々にして、人の行動に対して、
「もう少し他人に配慮しろよ!」
と腹を立てることがよくあります。
たとえば、先の風邪の例で言うなら、誰かから風邪がうつされたとわかったときには、その相手の行動に対して、
「もっと注意して行動してくれよ!」とか、
「完全に治してから出勤しろよ!」
などと腹を立てたりします。
その一方で、自分が風邪に罹ったときには、自分の風邪を他人にうつさないようにすることには案外無頓着なもので、多少風邪気味でもすぐに病院には行かずに無理をして行動したり、あるいは、少しよくなれば完全に治ってなくても会社に出勤したりしてしまいます。
つまり、私たちは、他人への配慮という点に関して言えば、人に対しては、
「もっと周りに気を遣えよ!」
と高いハードルを設け、その一方で、自分が同じような行動をしたときには、
「それくらい大目に見てくれよ!」
と低いハードルを設定していることが多いものなのです。
それゆえ、もし誰かの行動に対して、「もっと相手に配慮して行動しろよ!」と腹が立ったときには、翻って「自分はそれができているかどうか」と、自分自身を振り返ってみれば、少しは怒りも収まるのではないでしょうか。
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