一生を貫き通す信念 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、小倉百人一首に次のような一首があります。

 

 

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど

 

       名こそ流れて なほ聞こえけれ

 

 

この歌を簡単に現代語風に訳せば、だいたい次のような意味になるでしょうか。

 

 

ここにはかつて有名な滝があり、周囲にその音を響かせていた。

 

だが、その滝もいつしか枯れてなくなってしまい、その音を響かせなくなってから長い年月が流れてしまった。

 

しかし、その滝の名声だけは、その後も人から人へと伝えられ、今も人々の間に語り継がれている。

 

 

人の信念も、言ってみれば、この滝の名声のようなものかもしれません。

 

私たちは、幼い頃に、自分なりの信念(アドラー心理学では『ライフスタイル』と呼ばれています)を形作ります。

 

しかし、自分が、幼い頃に、どのようなものに関心を持ち、自分自身をどのように評価し、この世界にどのような意味づけを与え、そして、どのように生きていけばいいかと考えたのか、そのような信念を形作った形跡は、その後成長していくに従い、意識の上からは跡形も無く消えてなくなってしまいます。

 

それにも関わらず、幼い頃に形作られた信念は、その人の一生を通じて、意識的にも無意識的にも、その人の言動に色濃く反映されているのです。

 

それはまるで、かつてあった有名な滝は、いつしか枯れてもはやその姿をとどめなくなってしまっても、その名声は人々の間に語り継がれていったように、人の信念も、それが形成されたときの形跡は、成長とともにもはやその姿をとどめなくなってしまっても、信念自体は、その人の一生を貫き通しているのです

 

従って、その人の人生がうまく行くか行かないかは、その人がどのような信念を抱いているかに影響されるのです。

 

(信念についての詳しい解説は、『プロローグ分析』の解説をご参照ください。)

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。


↓ご協力のほど、よろしくお願いします。 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ 
にほんブログ村

 
人気ブログランキング

 

自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、

 

そう思う方は、


『気づきの思考法テキスト』を読んでください


→詳しくはコチラ 

 

ペタしてね