やる気が出ないという欺瞞 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、「自分のしたいことが見つからない」、そんな悩みをよく耳にします。

 

そのような人たちは、大抵の場合、

 

今の仕事はしたいことではない。だから、やる気がでない

 

などということも口にされます。

 

この、本人にしてみれば正当だと思っている言葉の中に、その人の自己欺瞞が隠されているのが垣間見えます。

 

なぜなら、そもそも『その仕事をしたいか、したくないか』ということと、『仕事に対してやる気があるかどうか』ということは全く別の問題だからです

 

それは、「したくない仕事」をしている人たちが、常にやる気がない状態とは限らない、という事実からも明らかなことです。

 

私たちは、ほとんどの場合、その仕事がしたいかしたくないかに関わらず、普通に仕事をこなしているものです。

 

ただ、遅刻などをして上司に叱られたり、仕事で何かミスを犯したり、携わっているプロジェクトがうまく行かなかったり、あるいは、上司の査定が低かったりしたときなどに、

 

どうせこの仕事はもともとしたいことではないから

 

という言葉を口にします。

 

そして、その後に、

 

だから、やる気がでないんだ

 

と続けるのです。

 

要するに、私たちは、何か問題が起こって仕事がうまく行かなくなったときに初めて、『仕事がしたくない』ということと、『やる気がでない』ということを結び付けようとするのです

 

つまり、この言葉は、仕事がうまく行かないときに発する言い訳の言葉なのです。

 

本人が本当に言いたいことは、

 

「今の仕事はしたいことではない。だから、やる気がでない」

 

ということではなく、

 

「今の仕事はしたいことではないから、やる気がでない。だから、うまく行かないのだ

 

ということなのです。

 

あくまでもこの言葉は、仕事がうまく行っていないときの言い訳として使われているに過ぎないのです。

 

つまり、仕事がうまく行っていないために、その仕事をすることを回避しようとする自己欺瞞なのです。

 

この自己欺瞞に気づくことができれば、常に行動を回避するために『やる気がない』ということを利用していることが理解できるのです。

 

それゆえ、普段から「今の仕事はしたいことではない」と言っている人でも、仕事の報酬が良かったり、あるいは、仕事がうまく行っているときや何か気分の良いことがあったときなどには仕事を回避する必要性を感じていないので、やる気満々で仕事をしているのを目にすることになるのです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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