親の注目による強化 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、

 

親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。

 

これは、昨日に引き続き

 

夏目漱石の小説『坊ちゃん』の書き出しの文章です。

 

この場合、坊ちゃんの無鉄砲さは、親譲りというよりも、

 

彼が無鉄砲な行動をすれば、

 

周囲の大人がそれに注目したのだと考えられます。

 

そうして、

 

そういう行動を取れば注目してもらえる、

 

ということを学習していったと言えるでしょう。

 

実際、親の注目は子どもの行動を常に強化しています

 

特に日常生活の中では、大抵の場合、

 

親は、子どもの不適切な行動にばかり注目する傾向があるので

 

結果的に、その行動を強化してしまっているのです

 

その典型的な例が、子どもの癖です。

 

例えば、子どもに

 

爪を噛む

 

という癖を身につけさせたい、

 

と思えばどうすればいいでしょうか?

 

そんな癖を身につけさせたい、

 

と思う親はいないかもしれませんが、

 

この答えはいたって簡単です。

 

子どもが自分の爪を噛んでいるのも目撃するたびに、

 

「爪を噛むな!」

 

と注意すればいいのです。

 

この行動を何回か繰り返せば、

 

子どもは、見事に『爪を噛む』という癖を身につけます。

 

このように、親が子どものどの行動に注目するかは

 

その後の子どもの行動に強く影響するわけです

 

それゆえ、親は、子どもの不適切な行動に注目するのではなく、

 

適切な行動に注目するようにすることが重要なのです。

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。


↓ご協力のほど、よろしくお願いします。 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心理学へ 
にほんブログ村


 
人気ブログランキング

 

自分を変えたい、人生の迷路から抜け出したい、

 

そう思う方は、


『気づきの思考法テキスト』を読んでください


→詳しくはコチラ 

 

ペタしてね