「三日坊主」という欺瞞 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、2017年も一週間が過ぎ、みなさんは、どのように新しい年を迎えられたでしょうか。

 

今年こそは

 

と新年に立てた誓いを続けることができず、早くも?挫折を味わっている方が中にはいらっしゃるかもしれません。

 

昔から、ものごとを続けられないことを『三日坊主』などと言いますが、ではなぜ、ものごとを続けるのは難しいのでしょうか。

 

それは、目標の設定の仕方を最初から間違えているからです。

 

つまり、最初から挫折するような目標を設定しているからです。

 

たとえば、今年こそ英語をマスターしようと思って、

 

毎日、30分間英語の勉強をする

 

という目標を立てたとしましょう。

 

最初は気合十分で続けることができたのですが、ある日、仕事が忙しくて勉強する時間を作ることができなかったとしましょう。

 

一度続けることができなくなると、そのままずるずるとやらない日が続いて、

 

「やっぱり自分には根気がないんだ」

 

となって続けることを諦めてしまいます。

 

人が三日坊主になるときは、大体このような状況ではないかと思います。

 

ではこの場合、目標の設定として何が間違っていたのでしょうか。

 

それは、

 

毎日、30分間英語の勉強をする

 

ということです。

 

なぜなら、この場合の目標は、「英語をマスターする」ということであり、「毎日、30分間英語の勉強をする」というのは、あくまでもその目標を達成するための手段に過ぎません。

 

その手段を目標にしてしまっているがゆえに、それが続けられないとダメだと思ってしまうのです。

 

そもそも、何かを毎日確実に続けるというのは、最初から不可能なことなのです。

 

人の生活においては、日々さまざまなことが起こります。

 

当然できない日も出てくるでしょう。

 

そのような、手段であるべきものを、また最初から不可能なことを目標に設定すること自体がおかしなことなのです。

 

それは、言ってみれば、やる前から言い訳を作っているようなものであり、

 

私に根気さえあれば、何でも達成できるのに

 

と言っているようなものなのです。

 

英語をマスターすることが目標であるのなら、何も毎日勉強しなければならないということはありません。

 

自分ができるときにできる範囲で続けていけばいいのです。

 

たとえば、夜寝る前に歯を磨く習慣があるとすれば、その目的は歯の健康を維持することです。

 

決して歯磨きを続けることではありません。

 

それゆえ、夜遅くまで飲みに行ったり、あるいは残業で夜遅くに疲れて帰宅したりして、歯を磨くことを忘れて寝てしまったとしても、

 

そんなときに、続けられなかったからダメだ、と自分を責めて歯を磨くことを諦める人はいないだろうと思います。

 

あくまでも歯の健康を維持することが目的であるため、翌日の夜から、また歯を磨くようにすることでしょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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