「好きだから」という欺瞞 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、

 

好きだから、相手のことを束縛したくなる」、

 

そんなことを言われる方がいらっしゃいます。

 

しかし、相手を束縛したくなるのは、「好きだから」でしょうか。

 

そもそも相手のことを愛しているのなら、その人を尊重したいと思うのが自然なはずです。

 

これに対して、束縛するとは、相手の自由を奪うことであり、相手を尊重することとはまったく逆な行為です。

 

それゆえ、相手のことを愛していながら相手の自由を奪うというのは、とても矛盾していることだと言えるでしょう。

 

矛盾しているのも当然で、相手を束縛するのは、相手に対する愛の表現ではなく、自分に対する愛の表現だからです。

 

即ち、相手を支配したいという自己満足の現れなのです。

 

ここにあるのは、相手ではなく、自分の願望に対する関心だけです。

 

また、

 

相手のことが好きだから、嫉妬する

 

などと言われますが、これも考えてみればおかしなことです。

 

相手のことを愛しているのなら、その人のことを信じるのが自然でしょう。

 

しかし、嫉妬とは、相手のことが信じられないことによって生じる感情です。

 

ここにも、相手のことを愛していながら信じられないという矛盾があります。

 

人は、相手のことが好きだから嫉妬するのではありません。

 

相手の人を自分に引き留めておく自信がないから、嫉妬するのです。

 

即ち、嫉妬することによって相手を束縛し、自分の元に引き留めようとするのです。

 

ここから窺い知れるのも、自分のことにしか関心のない姿です。

 

束縛や嫉妬が愛情表現だと言えないのは、それらの行為をされる側が、何れはその相手から逃れたくなるということからも分かるでしょう。

 

人の行為というものは、言っていることよりもやっていることに注目したほうが、その人の目的がよく理解できるのです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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