無理をするという欺瞞 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、私は、このブログで、

 

頑張って努力する」とか、「一生懸命に努力する」とか、

 

あるいは「常にベストを尽くす

 

というようなことをよく書きます。

 

ただ、これらの言葉には嫌悪感を抱かれる方たちも多く、最近では、「頑張らない」ということもよく言われています。

 

恐らく、多くの人たちが、「頑張る」とか「ベストを尽くす」と聞くと、常に全力で駆け抜けているようなイメージを持たれるのかもしれません

 

しかし、それは、ベストを尽くしているのではなく、ただ無理をしているだけのことです。

 

人生において、常に全力で駆け抜けることなどできないでしょう。

 

休むべきときには休むことが、ベストを尽くすということだと思います。

 

たとえば、マラソンの大会に初めて参加したとしましょう。

 

そのときの目標が、完走するために頑張ってベストを尽くす、ということだとします。

 

そんなとき、最初から最後まで全力で駆け抜けようと思うでしょうか。

 

そんなことは、不可能なことです。

 

完走できるように、自分のペースを守りながら、それでも疲れたときには、立ち止まったり歩いたりして体力を回復させ、再び走り出す。

 

ゴールするまで、そんなことを繰り返すのではないでしょうか。

 

しかし、その状態を、自分で、「頑張っていない」とか「ベストを尽くしていない」とか思わないはずです。

 

ところが、これが人生になると、立ち止まったり歩いたりしているときを「頑張っていない」とか「ベストを尽くしていない」と思ってしまいます。

 

人生において、常にベストを尽くすためには、心の余裕が必要です。

 

心の余裕とは、言ってみれば、自分の能力に対する自信と言えるでしょうか。

 

人は、心に余裕があれば、疲れたときには英気を養うために休むことができます。

 

しかし、多くの人は、心に余裕がないために無理をしようとします。

そして、それを一生懸命頑張っていることだと勘違いしてしまっています。

そのために、続けることができずに、落ち込んで自分を責めるのです。

 

言ってみれば、無理をして頑張る人は、無理をして頑張ることによって体調を崩し、そのことで「自分はダメだ」と責める口実を、自分に与えているようなものなのです。

 

そのようにして人生の課題から逃れる欺瞞を演じているのです。

 

なぜなら、いくら無理をしても、それを続けていくことなど決してできないからです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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