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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、世の中には、
「所詮、人生なんてこんなものだ」、
そのように言われる方がいらっしゃいます。
このような方たちは、
まるで人生を達観し、もはや己の人生には何の期待もしていない、
そんな口振りにも聞こえます。
しかし、実際にはその逆なのです。
彼らは、大いに人生に期待しています。
ただ、自分に自信が持てないがために、
己の人生に挑戦する行動が取れないのです。
そこで、
「所詮、人生なんて…」
と言うことによって、行動しない自分の言い訳をしているのです。
もし本当に人生がどういうものか理解しているのなら、
どのように生きればうまく行くのか、
その術を知っているはずだからです。
そう言えば昔、
『親を見りゃ、僕の将来知れたもの』、
そんなタイトルのドラマがありました。
自分の親を見ていれば、自分の能力の限界が見えてくる、
そう言いたいのでしょう。
しかし、親を見ても、自分の能力の限界は見えては来ません。
なぜなら、今の世の中において、
自分の能力を限界までとことん使い切ったという親が、
ほとんど存在しないからです。
それゆえ、たとえ親を見ていたとしても、
自分の能力の限界は、
あくまでも未知数だと言えるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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