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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、みなさんには、憧れている人や尊敬している人はいらっしゃるでしょうか。
私の場合は、やはりアドラーでしょうか。
彼の考え方やものの見方には、常に気づかされることが沢山あります。
アドラーは、困難に出会った時に、『かのように振る舞え』ということを言っています。
それは、一つには、「自分が憧れている人や尊敬している人である」かのように振る舞うということです。
その人なら、この困難に対して、どのように振る舞い、どのように対処するだろうか。
そのことを考えながら行動する、ということです。
私の場合は、認知症の母が、見当識のずれた話をしたり、不機嫌な態度を取るときなどに、
「アドラーなら、どのような受け答えをするだろう」。
「彼なら、どのように対応するだろう」。
そんなことを考えながら、対応するようにしたりすることがあります。
そして、もう一つは、「自分には能力があると信じている」かのように振る舞うということです。
つまり、自分にはこの困難を克服する能力がある、そう信じている人ならどのような行動をするだろうか、と考え、そのように行動してみる、ということです。
最初は難しいかもしれません。
しかし、私たちは、普段から「かのように」振る舞っているのです。
たとえば、「自分はネガティブな人間だ」と思っている人がいたとしても、その人が本当にネガティブな人間であるかどうかを客観的に証明することはできません。
なぜなら、その判断は常に、その人の受け答えという主観に頼らざるを得ないからです。
そして、私たちは、自らの主観を正しいと信じています。
つまり、人はいつでも、「自分はこのような人間であると信じている」かのように振る舞っているに過ぎないのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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