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心理コンサルタントの白瀧です。
先日、蜷川幸雄さんがお亡くなりになられました。
蜷川幸雄さんと言えば、もはや説明するまでもありませんが、世界的に認められた日本を代表する演出家で、その厳しい指導で有名でした。
指導に熱が入ると、よく物が飛んできたのだとか。
その蜷川さんが、生前、長女で写真家の蜷川実花さんに次のようなことを語っていらっしゃったそうです。
「自分は好きなことをしてきたんだから、いつ死んでも構わない」と。
しかし、本当はもっともっとやりたかったことがあっただろうと思います。
また一つ、日本の誇るべき才能が遠い世界に旅立っていかれました。
蜷川幸雄さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
さて、好きなことをすると一言で言っても、そこには、二つのことを覚悟する必要があると思います。
まず一つ目は、その好きなことが、何らかの形で社会に貢献するものであるということです。
いくら自分の好きなことであっても、それが社会や他者に貢献するものでなければ、仕事としては成立しません。
ただ好きなことをやっているだけでは、単なる自分本位な行動であり、社会に認めてもらえることはないでしょう。
好きなことをやって社会に認めてもらうためには、常にそこには他者に対する関心を持つことが必要です。
どうすれば社会に貢献できるかという覚悟を持つことが必要になるのです。
そして、もう一つは、好きなことをやるためには、すべての責任を引き受ける覚悟が要ります。
人が好きなことをやるには、それだけ責任も重くなります。
そして、その結果を自らが引き受ける覚悟が必要になるのです。
責任を引き受けず誰かに依存しながら好きなことをするというのは、それは、好きなことから逃げているにすぎません。
言わば、好きなことと本当に向き合うことから逃げているのです。
そうして、その結果の責任を誰かに転嫁しようとしているのです。
もし、好きなことで社会に貢献する覚悟があり、その責任を引き受ける覚悟ができたのなら、何も悩むことはありません。
後は、前に向かって進むだけです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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