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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、多くの人たちが、不平や不満を口にしたことがあるでしょう。
しかし、私たちが不平や不満を口にしている間は、残念ながら現状を変える行動を起こすことはないでしょう。
なぜなら、不平や不満を言うことは、行動しないことの言い訳だからです。
それは言うならば、自分は決して現状に満足しているわけではないというアピールであり、仕方なく今の現状を受け入れているだけなのだという言い訳なのです。
それゆえ、この場合の不平や不満は、口に出してアピールすること自体が目的なのであって、行動することが目的ではないのです。
従って、不平や不満を言うことで目的が達成され、満足してしまうのです。
本当に不平や不満があり現状を変えたいと思っている人は、不平や不満を口にする前に、何らかの行動を起こしているものです。
要するに、不平や不満を口にすることは、現状を否定しているのではなく、現状を甘んじて受け入れるという宣言でもあるわけです。
作家の井上靖は、かつてこう述べています。
『努力する人は希望を語り、怠る人は不満を語る』と。
もし現状に満足していないのなら、不平や不満を他人に語って欺瞞を演じるよりも、今の現状から抜け出せるように、自分にできることを少しずつでもやっていくことのほうが、自らの人生を幸せにするのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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