ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、アドラー心理学では、人は常に、『優越性を追求する方向に動く』、と考えます。
つまり、常に『今よりもよりよくなりたい』という欲求を持っているということです。
そして、これが、人の行動を規定する要因の一つだと考えられています。
今、私に、「他人よりも秀でていたい」という欲求があるとしましょう。
これが私の優越性の追求であり、言わば生き方の目標となります。
そして、私はこの目標を「他人を見下す」という方法で達成させようとしたとします。
そのために、私は、他人を誹謗中傷し攻撃することによって、そのことを実現しようとします。
しかし、これは、自分だけが他人から秀でていると思える方法であり、実際には何一つ秀でているわけではありません。
それゆえ、これは不適切な方法であり、自己欺瞞だと言えます。
従って、この方法を続けていけば、結局は人間関係を破壊することになり、人生はうまくは行かないでしょう。
では、どうすればいいのか？
アドラーの考え方からすれば、「他人から秀でていたい」という目標があるのなら、それを適切な方法で実現すればいいということになります。
つまり、他人から秀でていると思う能力や知識や技術などを身に付ける努力をするということです。
そうすれば、もはや他人を見下す必要がなくなり、人間関係も好転するようになります。
実にシンプルな考え方です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。 
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ をクリックしてください。
