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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、最近、バスの火災事故が増加傾向にあるのだとか。
その原因として、爆買いの影響を指摘する意見があります。
つまり、観光客の増加が火災事故の背景にある、というのです。
その考え方としては、次の二点が挙げられます。
観光客の増加によってバスが足りない。
新車のバスを購入しようにも、なかなか手に入らない。
そこで、中古バスに頼らざるを得ない。
しかし、それには十分な整備が必要だが、忙しくて整備の手が足りない。
そのために、整備不良のバスを運行せざるを得ない、という訳です。
また、もう一つの考え方は以下の通りです。
観光客の増加によってバスが足りない。
そこで、バスを過剰な稼働率によって運行させる必要がある。
そのために、十分な整備をする時間が無く、整備不良のバスを運行せざるを得ない、というのです。
どちらにしても、結局は、忙しさのあまり整備不良のバスを運行せざるを得ないという考え方です。
しかし、問題の根本はそんなところにあるのではありません。
この種の問題の根本は、常に経営者の考え方にあります。
即ち、忙しいから整備不良のバスを運行せざるを得ないことを良しと考えるか。
それとも、たとえ忙しくても、整備不良が生じないように何らかの対応策を講じようと考えるか。
すべては、経営者の考え方次第なのです。
そして、自らの利益ばかりを優先してしまうと、却って信用を失う事態を招くものなのです。
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