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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日は、新年二日目。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。
私は、昨日、例年通り、京都府の石清水八幡宮に初詣に行ってきました。
石清水八幡宮は、昨年末、本殿が国宝指定の答申を受けていましたので、
「今年の初詣の参拝客は多いだろうなあ」
と思っていましたが、果たして予想通り、例年の倍以上の人出でした。
例年なら、30分も並べば拝殿前に到着していたのが、今年は一時間以上も掛かってしまい、さすがに途中で諦めそうになりました。
一時間半をかけ、どうにかこうにか参拝を済ませた後は、これまた例年通り、干支の置物を買って帰りました。
今年の干支は、『申』。
「申」は、背骨と肋骨の形から成り、真っ直ぐに伸びて体を成すことを示します。
字義は「雷」の原字であり、雷は万物を成長させることから「伸びる」の意味を持ちます。
また、陰陽五行説において猿は「水」を示すことから、多くの社寺において火災除けを願う猿の彫刻が施されています。
(以上、置物の箱に入っていた説明書より抜粋)
私たちは、意味づけの世界に生きています。
つまり、私たちは、ものごとに意味づけをしなければ、それを自分なりに理解することができません。
そして、その意味づけによって、ものの見え方は大きく変わってきます。
「猿」という動物も、干支の「申」という意味づけによって、その見え方が違ってきます。
逆に「羊」という動物は、今年は去年とは違った見え方がすることでしょう。
また、国宝や世界遺産という意味づけがされた途端、参拝客が一気に増加します。
あるいは、昨日も境内で、ベビーカーを使用している親が何組か見られましたが、よく電車内でのベビーカーの使用が議論に上ることがあります。
電車内では、ベビーカーを使っている親が他の乗客に気を遣うべきなのか、それとも、他の乗客がベビーカーに気を遣うべきなのか。
どちらが譲るべきなのか。
これも、どちらが譲るべきかという0か100かの議論になれば、双方の言い分が衝突し、結論が出ることはないでしょう。
そうではなく、お互いが出来る範囲で譲り合うという見方ができれば、即ち0か100かとは違う意味づけをすることができれば、解決の糸口も見えてくるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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