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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、いつの時代にも、親と子の間に大きな確執を抱えている家庭が存在するものです。
そして、その子が親との間に確執を抱えたまま成長し自らが親となると、今度は、自分の子どもとの間に確執を抱えることになります。
これは、自分と親との間の関係性を、知らず知らずのうちに、自分と子どもとの間にも築こうとするからです。
つまり、このような家庭では、親と子との間の関係性が、世代を越え繰り返されているわけです。
もちろん、本人は、親とは違う育て方をしていると思っています。
しかし、実際は、自分が一番嫌がっていた親の価値観と同じ価値観の下で子どもを育てているのです。
だからこそ、同じような関係性が築かれるのです。
本人がそのことに気づかないのは、人は常に、自分が正しいと思う傾向にあるからです。
それゆえ、子どもの頃は、
「私が正しく親が間違っている」
「親が私のことを理解してくれない」
「親のせいでこうなった」
「親が悪いのだ」
と思っています。
それが、自分が親になると今度は、
「私が正しく子どもが間違っている」
「子どもが私の言うことを理解してくれないのだ」
「この子さえ聞き分けのいい子になってくれれば」
などとなるのです。
だからこそ、自分が親に対して抱いていた感情を、今は子どもが自分に対して抱いている、ということに一向に気づかないのです。
親と子の間の確執は、その確執の意味するところ、つまり親と子がどのような競争関係を築いているか、ということを理解しない限り、永遠と繰り返されるのです。
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