ご訪問いただきありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
『陰徳(いんとく)あれば必ず陽報(ようほう)あり』。
そんな言葉があります。
『陰徳』とは、陰で得を積むことであり、『陽報』とは、はっきりと現れる良い報いのこと。
つまり、人知れずよい行いをする者には、必ず良い報いがある、という意味になります。
しかし、これは結果論であって、目的論ではありません。
即ち、人知れず良い行いをした結果、良い報いがあるのであって、最初から良い報いを得る目的で良い行いをしたところで良い報いを受ける訳ではない、ということです。
ここに人間の行動の本質があります。
人間は、社会的な生き物です。
それゆえ、社会に貢献する生き方をして初めて、その人は幸せを感じることができます。
最初から良い報いを得る目的とは、自分のために行動することを意味しています。
そして、常に自分のことしか考えず自分が利益を得ることばかりを目的に行動する人が感じるのは、結局は不平や不満ばかりです。
そのような人は、絶えず相手の人を、
「この人は、私に何を与えてくれるのか」
という見方で接しています。
それゆえ、常に不平や不満を感じるのです。
なぜなら、人は、他人の欲求を満たすために生きているわけではないからです。
「他者や社会に対して私はどのような貢献ができるのか。」
そう考えながら行動したとき、その人には、明らかな良い報いがはっきりと現れてくるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ
をクリックしてください。