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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、このブログでも何度か記事にしていますが、アドラー心理学では、『課題の分離』ということがよく言われます。
つまり、その問題を解決するのは誰なのか、ということを考えるということです。
例えば、これもよく用いられる例題ですが、子どもが勉強をしなかったとして、それは誰の問題か、ということです。
勉強するかしないかは、もちろん子ども自身の問題です。
それゆえ、親がいくら「勉強しろ!」と口を酸っぱくして言っても、本人が勉強する気にならなければ勉強をすることはないでしょう。
それは、私たち自身が子どもの頃に嫌というほど経験していることです。
私たちは、他人が解決すべき問題で、大いに悩んでいるものなのです。
中には、次のようなことを言われる方がいらっしゃるかもしれません。
「私は、必要以上に他人に干渉したりしません。
人は人、自分は自分という考え方を持っているので、課題の分離が自然とできています。
だから、私のやることにも口出しして欲しくないのです」と。
そして、このような方は、自分のやっていることに他人からあれこれ口出しされると大いに不愉快に感じます。
しかし、もし本当に課題の分離ができているのであれば、他人からあれこれ口出しをされても不愉快に感じることはないでしょう。
なぜなら、課題の分離ができていれば、相手の言うことは、あくまでも相手の意見であると分離して聞くことができるからです。
そして、その意見に従うか従わないかの判断は、自分自身ができるということを理解しているからです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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