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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日は、『成人の日』です。
物心ついたころから1月15日が『成人の日』だった私には、1月の第2月曜日が『成人の日』だということに未だに違和感を感じてしまいますが。
それはさておき、『成人の日』と言えば、少し前までは、成人式で暴れる新成人の話題が、必ずと言っていいほどニュースで採り上げられていました。
それもいつしか下火になり、それに伴うように、最近では、暴れる新成人の数もめっきり減ったようです。
それもそのはずで、彼らの行動の目的は、あくまでも目立つこと。
自分たちの力を誇示して、注目を集めることに他なりません。
それゆえ、みんなから注目されなくなれば、自然とその行動が少なくなるのも、当然の結果かも知れません。
しかし、成人の日では、最近の新成人には大人としての自覚が足りないということが話題にされるのは、今も昔も変わりはないようです。
果たして、それは、彼らだけの責任なのでしょうか。
親は、子どもが幼いときには、「何もできない」からと言ってすべてを肩代わりし、先回りしては子どもに何もさせないようにします。
それがある年齢になると、
「もうあなたもいい歳なんだから、それぐらい一人でしなさい」
と言い出します。
そうかと言って、自分の進路を子どもが勝手に決めようものなら、
「お前はまだまだ子どもなんだから、お前が決めれば絶対に失敗する。親の言うことを聞いておけ」
と子ども扱いします。
そして、成人になると、
「今日から新成人、大人としての自覚を持って……」
と言う始末。
要は、自分たちの都合に合わせて、子ども扱いしたり、大人扱いしたり。
一体どうすればいいのか。
子どもでなくても右往左往してしまいます。
このような、子どもの能力を信じない一貫性のない親の接し方が、子どもの勇気を奪い、いつまで経っても自立できない大人を育ててしまいます。
親にとって必要なことは、年齢によってその接し方を変えることではありません。
この社会にはルールがあること。
そして、自分の行動には責任が伴うこと。
それらを幼い頃から一貫して教えていくことではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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