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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今年のNHK大河ドラマのタイトルは、『花燃ゆ』。
物語の主役は、吉田松陰の末妹で、後に久坂玄瑞の妻となる杉文。
主演を演じるのは、大河ドラマ初出演となる井上真央さん。
兄である松陰と、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤俊輔、桂小五郎、品川弥二郎など松下村塾の弟子たちの人間模様を織り交ぜながら、幕末から明治維新へ激動の時代を描いていく構想らしい。
(以上、Wikipediaから抜粋)
『花燃ゆ』は、1月4日から放送が開始されていますが、あまり評判は芳しくないらしい。
それというのも、主人公の知名度が低いからだとか。
その生涯から、彼女はあくまでも時代における脇役であり、その脇役にスポットを当てても誰も興味を持ちにくい、というのです。
しかし、彼女は、決して脇役ではありません。
彼女は、彼女自身の人生における立派な主役です。
他人の人生を評価して、「主役だ、脇役だ」などと勝手に騒ぎ立てているのは、周囲の人間に他なりません。
人は誰しも、自らの人生における主役です。
ただ、悲しいかな、多くの人たちが、自らの人生の主役を演じることから逃げようとしています。
そして、自らの人生においてさえも、脇役を演じることに甘んじているのです。
そうして、そういう人たちほど、残念にも、他人の言動や人生を「ああだ、こうだ」と評価したがる傾向にあるのです。
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